ほしぞら

福永眞由美 公式ブログ

こころの散歩道(富士を見よ)





京阪神の道友 赤田正和さんは  
時々 風のやうに 訪れて
素敵なお話をして
また 風のやうに 帰ってゆかれます。

私が 富士山と 雲海が
大好きとわかって

飛行機の窓から 撮った写真を
た~くさん 届けて下さいました。

今日は
そのなかから

父と 私の 歌を添へて・・・







富士2(赤田)

しづかにもまなこつむればぬれ光りわがまなうらに富士立たす見ゆ
                                        ( 歌集 「ひとすぢの道」より)




富士1(赤田)

天空にわが傷心はなげうちて富嶽と立たむこの国土に
                                     ( 歌集 「ひとすぢの道」より )




富士3(赤田)

萬緑の国原抜きてしろじろとしづかにきよし初夏の富士
                                     (  「千里行脚歌集」より )




              
富士4(赤田)

富士を見よ大きもの見よ父の声聴こゆるごとし涙湧ききぬ
                                 ( 福永眞由美歌集 「冬椿」より」 )






              
            
           駅鈴
 



宮城県護国神社社務所に於いて 行はれた
第十一回宮城県支部歌会に
参加させていただきました。

みちのくの 若き道友
森政見さんの お招きによるものです。

仙台を ふるさととされる 道友 故・山田貞蔵さんは
みちのくに 久しく途絶えてゐた歌会を
興して下さった 森政見さんを
とても大切に思はれ 励まし続けてをられました。

仙台駅から 会場に向かふ途中
雪が降りはじめ、

やがて 山田さんの母校 東北大学の
青葉山キャンパスを ゆく頃は
しんしんと降る雪に。

降る雪を 窓の外に見ながら
真剣な まことに 心のこもった
良い歌会でありました。

山田さんの ご葬儀に
はるばると みちのくより駆けつけ
泣いてをられた 森政見さんを思ひながら

山田さんをはじめとする みちのくの 亡き道の友らが
見守ってゐて下さることを
しみじみと ふかく 思ったことでありました。





         


          小さな薔薇



             
          みちのくの道友(とも)



みちのくへ新幹線は走りゆく宮城歌会吾子とゆくうれし


待ちくるる道友らをおもふ窓の外にみちのく山の姿見ゆるも


亡ききみの母校東北大学の雪ふる丘をかなしみてゆく


魂きよき大人みはふりに駆けつけて泣きくれしきみよみちのくの道友よ


外は雪歌学びする道友らの目澄みていちづの心なるらし


うつそみのさびしうしてぞ魂ひかると大無の歌を語りゆきたり


ふりかへり見ればふかぶか礼をして改札口に動かぬきみは









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