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ほしぞら

福永眞由美 公式ブログ

皇居勤労奉仕最後の参加に



今年は 沢山の
思ひ出の残る年で
ありましたが

特に 私にとりまして

皇居勤労奉仕「みやこ奉仕団」に
何年も参加させて頂き
今年が最後のご奉仕の年でありましたことが
ふかく ふかく 
いのちの底に刻まれた
思ひ出となりました。





      

      青空
  

        

       皇居勤労奉仕最後の参加に 



最後なるわが御奉仕と桔梗門向かひつつあふぐ空の青さを


小さなる父が形見の水晶のブローチ御奉仕の胸に付けたり


団長と旗手のふたりの若き背に従ひゆけば秋日まぶしき


風わたる御苑を友と掃きゆけばしみじみ思ふ父が祈りを



石蕗(つはぶき)の黄の花咲けり木もれ日の射してしづかに揺るる林に


尊皇の島より来しと胸張りて沖永良部のをみならは笑む



母となりし愛
(かな)しききみと草ひけばいくつ過ぎにし御奉仕思ふ


咫尺の間吾子奉答すゆく御代に万感の思ひふかくこめつつ


お風邪をばめされしみ身に国母陛下しづかに吾子にお声たまひぬ


お母様はお元気ですかの細きそのみ声にわれはいのち泣きたり


                             
                                    
                                           眞由美      










          青い玉





           第百十九回歌道講座秀歌



(天)
師の君が祈りを胸にしみじみと旅のをはりに仰ぐ秋空
                          高橋 義周


(地)
国のため死にたる大人をしのびつつ我は自問す己が誠を
                          折本 龍則



(人)
子ら笑むを思ひてひたすら夜明け前故郷
(ふるさと)よりの栗の皮剥く
                          片山 壮二郎

         








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エッセイ |

萩 松陰神社献詠祭

 


萩(5)



萩 松陰神社に於ける
明治維新百五十年記念献詠祭
兼題「松」に

歌道講座受講生の 高橋義周さんが
佳作入選されました。





萩(7)


例大祭ならびに記念献詠祭に
私も選者の一人として 
ご招待をいただき
ご一緒に
参列させていただきました。





萩(11)


今年は
歌道講座受講生から

靖国神社献詠歌 兼題「恋」に
諏訪純一さんが次点歌

松陰神社献詠歌 兼題「松」に
高橋義周さんが佳作入選歌となられ

嬉しい年となりました。







          青い花


              「 松 」

 うつそみを導きたまへ五大州見そなはします松陰先生

                                    高橋 義周


          



           
         萩の野菊



              「 松 」

朗々と吾子ら吟ずる松陰先生み歌はいのちふかく沁み入る
                               眞由美
      








エッセイ |

老い母の歌のこされて




30)永良部百合(


ベランダに
球根から育ててゐた
永良部百合が
とっくに咲いたのに・・・・・

あまりの忙しさに

ブログの更新も
出来ずにをりました。




靖国 披講式
 

平成三十年靖国神社献詠歌
兼題「恋」に

私の歌が 預選歌
歌道講座受講性の
諏訪純一さんが 次点歌決定の
お知らせをいただき

ご一緒に 披講式に
参列させて頂きました。




             )高千穂ダリア(10



                  「 恋 」


父恋ふる老い母の歌のこされてしづけき真夜をひとり読みゆく
                                  眞由美
                                            

          
             10)高千穂ダリア(


             「 恋 」


   民おもふ御姿拝し恋闕の心はさらに胸に湧き出づ 
                             諏訪 純一




           
           

             ジョイハウス(7)
   

           第百十六回歌道講座秀歌



(天)
反橋を渡りて望む本宮の千木青空に凛と伸びたり
                        若瀬 颯仁


(地)
新緑をざわめき揺らす風に立ち「帰還有感」吟じたりけり
                        高橋 義周


(人)
月影にかそけく浮かぶ福禄壽留め置かましその薄紅を
                        渡邊 雅弘


(人)
幾月の厳しき稽古乗り越えて試合迎ふる朝の静けし
                        佐藤  翔
                        





エッセイ |

こころの散歩道( 春の光の中で )






受講生より(1)


歌道講座受講生の
皆さんから

ひと月遅れの
お誕生日プレゼントの
大きな 大きな
花束を
いただきました





受講生より(2)


窓辺にも

玄関にも

机の上にも飾って




しあはせ・・・・・






永良部百合(2) 永良部百合(3) 永良部百合(4)




ベランダには

沖永良部から贈られた
永良部百合の球根の芽が

こんなに 大きくなって・・・・・




永良部百合(5)



この夏はベランダに

美しい永良部百合が

咲くのって思っただけで


しあはせ・・・・・






春(1)


久しぶりに
 
ひとりでゆっくり歩いた道に

桜の花が 咲きそめて

春の空の青さと
雲の白さが

泣きたいほど
胸に沁みて・・・・・


しあはせ・・・・・



神様  有難うございます


             

          春(2)


            
           第百十四回歌道講座秀歌



(天)
暖かき列車の窓に雪降れる白樺林しんしんとして
                        高橋 義周


(地)
大き師の求道語録を唱ふれば何ぞ腹から力湧き立つ
                        清水   一


(人)
つぎつぎに猪の頭供へして銀鏡(しろみ)の夜神楽夜を
徹しゆく                   石瀬 俊明


(人)
嫁ぎゆく姪(こ)の父として新郎へ祈りをこめてそっと背を
押す                     玉堀 敏彦


(人)
大君のみ言葉たまひ初春の宮に打ち振る日の旗うれし
                        山本 和秀







              
          受講生より(3)



            第百十五回歌道講座秀歌



(秀)
大東の丘咲き盛る梅の花春を待つらむみちのくを思ふ
                          高橋 義周



(秀)
同志(とも)みなの故郷(さと)を思ひてひとすぢに尽くす
ふたりの姿尊し                玉堀 敏彦



(秀)
厳しき冬越えて咲きたる白梅に重ねて我の二年(ふたとせ)
を思ふ                     山本 和秀



(秀)
出発の車中に同僚(とも)らの大きなる声援聞こゆ涙湧き
きぬ                      清水   一


(秀)
学校へ点滴外し向かふ吾子無事に帰れとただ祈るなり
                         中田 英美










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エッセイ |

こころの散歩道 (若狭路をゆく)



若狭路(2)




 すがすがと切りおとしたるわが髪のいくすぢはせめて妻に遺さむ

 
 花の香のしづかに発たむひそかにも思ひきりたる旅のいでたち

 
 青嵐吹くやつつじの花かげに千里のわらぢひそとはきたり


 にひわらぢきりりとはけば敗残のうらぶれの身もひきしまるなり
             
               ( 影山正治「千里行脚歌集」より )




詞書に「天長の嘉節を卜し、大東塾自決十四士の英霊並びに
諸方大社の大前に千里巡拝行脚の旅に出で立つ。
敗残病余の身、千里半歳の旅程、必ずしも生還を期せず、
ただ神慮のまにまに行かんとするのみ」と。




この歌とともに
父が 千里行脚の旅に出で立ったのは
昭和二十二年四月二十九日朝。

皇居前を出発し
ふたたび皇居前に帰着したのが十二月一日。
その間二百十七日。
草鞋ばきで杖を頼りに歩いた距離は
千余里。




この時
母と一緒に出発を見送った私は
満三歳でした。





若狭路(5)



今年はそれより七十年。

十一月二十一日・二十二日の両日
千里行脚七十周年記念行事として
福井県若狭の地にて行はれた
父の歌碑「建碑祭」ならびに「記念歌会」。
そして、記念行軍に参加いたしました。





若狭路(20)




若狭路(1)



歌碑に彫られし歌は
千里行脚出発より百八十日目の十月。

「二十四日朝九時過ぎ、北川の堤上に坐して北陸三県
御巡幸中の聖上を迎へまつる。熱涙さんさんたり。」の
詞書のある連作の一首。



 しぐれの雨くまなくはれて澄みとほり若狭国原今ゆかすなり


 一輪の野菊かざして大みゆき仰ぎまつれば涙しながる


 秋空も秋山川も秋草もしづかに光り過ぎたまひたり


 旅ゆかす深きみ心身にしみてねのみし泣かゆ旅にしあれば
           
             ( 影山正治「千里行脚歌集」より )




        若狭路(3)


             
            若狭路をゆく ( 眞由美 )


 
  黒御影しづかに光り建ちてあり一輪の野菊の歌は彫られて


  一輪の野菊にこめし恋闕の父の祈りを胸に歩まむ


  十四のみたまも父もわがうちにいますと秋の若狭路をゆく


  日本列島縦断台風近づきし若狭路の雨に道友(とも)と濡れゆく


  ちちのみの父のかなしみ胸に抱きつたなき吾れも雨に濡れゆく


  旧街道雨に濡れ咲く道の辺の小さき野の花摘みて歩むも


     若狭路(9)
 


  北川の堤に立てば轟々と川波音をたてて流るる


  神谷橋向かひて六人の益良雄が父の歌吟ず声のかぎりに


  手を握り福井の道友(とも)らと別れたり大型台風近づく駅に

 


           
若狭路(8)



           第百十二回歌道講座秀歌


(天)
凛として聳ゆる多摩の青山の峰の彼方に夏雲の湧く
                          佐藤 翔


(地)
残されし小野田自然塾集ひくる笑顔の子らよ祈り継ぎゆけ
                          中田 英美


(人)
この一期この一期とてきみが弾く「雫」一音も聴き漏らすまじ
                          岩立 実勇


(人)
悲しみを語らず逝きし祖母(おほはは)の枕辺にのこる予科練の写真
                          久留島 理美


(人)
拙かる歩みにあれどともにゆかむきよきみたまはみそなはします
                           高橋 奈緒子

          



              椿(5)




             第百十三回歌道講座秀歌



(天)
銀杏をねだれば父に許されて歳の数だけ食みし幼な日
                          高橋 義周


(地)
生れしより学生時代も今もなほ祝ひくるるよ老いたまふ母は
                          久留島 理美


(人)
降り続く時雨にけむる若狭路を父君慕ひ歩ますらしも
                          石瀬 俊明


(人)
朝焼けは海一面を朱く染め泡とまじりて足許に寄す
                          諏訪 純一


(人)
みごもりし母を案じて絵馬に書きし吾娘の願ひごと読めばうれしき
                          清水  一








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