FC2ブログ

ほしぞら

福永眞由美 公式ブログ

厳戒の東都に雪降りしきる


春の雪
                           (写真 吉川俊介氏)

      

       慰霊祭近き日、コロナウイルス
     厳戒体制の東都に雪降りしきる



鈴木桜咲くふるさとの丘おもふ逝きにし大き道友
(とも)を思ひて


いただきしみことばふかく胸にありつたなき吾れをみちびきたまへ


大き道友(とも)しのびまつれば厳戒の東都に春の雪ふりしきる


春の雪鈴木桜の咲く丘をうづめしんしんと降るがうかぶも


参列をひかへよと武(たける)のメールあり慰霊祭近く吾を気づかひて


大雪のなか栃木へと帰りゆく勝(まさる)もやさし電話くるるよ


厳戒の東都にひとりこもりゐて歌集「一すぢの道」を読みゆく

                       

                            眞由美

                   ( 「不二歌壇」四月号掲載 )









未分類 |

お知らせ

      


 
    歌道講座よりのお知らせ



三月二十一日に開催を予定してをりました(第百二十七回
歌道講座)は、現状に鑑み中止とさせて頂きます。


すでに詠草を御提出いただいてゐる方は、次回の講座の折に
再度御提出をお願ひいたします。


どうぞよろしくお願ひいたします。   
       



                                  
            
            青い鳥1
 






未分類 |

秀歌

        

     
   


         灯り(1)




          第百二十六回歌道講座秀歌 




(天)
冬空を今宵も走れわが胸に母読みくれし「銀河鉄道の夜」
                          久留島 理美





(地)
手をつなぎ帰る童のここちして去りゆく鄙の恩方の里
                           高橋 義周




(地)
伊達鶏に幾多の譽れ得し君を新聞に見し我れも誇らし
                           佐藤  翔




(地)
在りし日の亡母の来し方なぞりゆかむ八十
(やそじ)過ぎ
たる我が生き甲斐に              葭田 栄子













歌道講座 |

天皇陛下御即位大典の日に

  

   
   光(7)



       
        天皇陛下御即位大典の日に



大き虹東都の空にかかりたり新帝陛下御即位の時を



おほちちの祈りに生くる吾子とあふぐ奇しく晴れし空の青さを



奉祝の誠捧げむと赤坂の御所へと向かふ吾子に続きて



幾度か御所のお庭に御奉仕の道友
(とも)らと草をひきし思ふも



そびえ立つ御所のお庭の木々の葉のその秋の色あふぎ見てゐき



天皇旗はためく御料車真日照らす赤坂御所への坂道に見ゆ



先導の吾子に続きて万歳を道友らと唱へぬ御所の御前に



龍顔の御目やさしき御料車に日の小旗降る涙わきつつ


                 
                   眞由美
                                  



                                     

     光(10)




         第百二十五回歌道講座秀歌



(天)
里の森黒く染まりしひむがしの空満月は昇りゆくなり
                        高橋奈緒子



(地)
待ち待ちし御列近く輝きて祝ふ人波歓呼に揺るる
                        片山壮二郎



(人)
朝からの清めの雨かやみてなほ皇居の御空に大き虹出づ
                        橘 和歌子



(人)
金木犀香れる頃は悪ガキの少年の日々を母に詫ぶるも
                        玉堀 敏彦









歌道講座 |

秀歌



       

         令和の御代(1)


大君のまします国に生くる幸を胸に令和の御代を祈るも
             
              眞由美
                





        

         まさる


            

           第百二十四回歌道講座秀歌

          

(天)
露しける丘辺に夫と子がありぬ朝日かげ差し光れる中に
                            高橋奈緒子



(地)
うす紅の秋桜の辺に畑を打つ若き日の母胸にさやけし
                            中矢三恵子




(人)
いかるがの木組み確かに小御堂は夏の木陰にしづかに年経る
                            渡邊 雅弘               



(人)
在りし日の母とあそびし千葉の海遠き夏の日今も忘れず
                            金井 道子









歌道講座 |
| HOME | NEXT